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【最新版】イワキとハリオどっちがいい?耐熱ガラス保存容器・ボウルを徹底比較!

※この記事はプロモーションを含みます

「プラスチックの保存容器、におい移りやヌルヌル汚れがもう限界……」
「そろそろ一生使えるガラス容器に買い替えたいけど、結局イワキとハリオ、どっちがいいの?」

キッチンの整理整頓を考えたとき、必ずぶつかるこの「2大ガラスメーカーどっちにするか問題」。毎日使うものだからこそ、絶対に失敗したくないですよね。ネットで検索しても「どっちも良い」としか書いてなくて、決断できずにいませんか?

結論からお伝えすると、「冷蔵庫の中をスッキリ整頓したい、手軽さ重視」ならイワキ「デザイン性や密閉性、そして『日本製』にこだわりたい」ならハリオがおすすめです。

この記事では、メーカーの生産背景からリアルな使い勝手、さらには「中国製って大丈夫?」という不安まで、徹底的に解説します。マーロウのプリン容器に使える裏技など、知って得する情報もお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

イワキ(iwaki)とハリオ(HARIO)の根本的な違いとは?

Iwakiとハリオの違いは何ですか?ブランド背景と特徴

まず、この2つのメーカーはどちらも日本のガラス業界を牽引するトップブランドですが、その生い立ちと得意分野には明確な違いがあります。

イワキ(iwaki / AGCテクノグラス)は、実はあの世界的な耐熱ガラスブランド「パイレックス(Pyrex)」と深い関係があります。かつてライセンス契約を結び、日本国内でパイレックス製品を製造・販売していた実績があるため、その技術力と耐久性は世界基準です。イワキの製品は「機能美」と「実用性」に特化しており、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインが特徴です。

一方、ハリオ(HARIO)は、創業当初から理化学用ガラス(ビーカーやフラスコなど)を製造しており、社名の由来が「ガラスの王様(玻璃王)」であることからも、ガラスそのものの品質へのプライドが非常に高いメーカーです。コーヒー器具の世界でもトップブランドとして知られており、デザイン性の高さや、食卓にそのまま出せる「器」としての美しさを重視した製品作りが得意です。

イワキとハリオは日本製ですか?生産国の真実

ここが多くの人が一番気にされるポイントです。「ガラス製品は日本製に限る」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。

結論から言うと、現在、ハリオの耐熱ガラス製品の多くは「日本製(茨城県の古河工場製造)」です(※一部パーツ等は海外製の場合あり)。「Made in Japan」の刻印に安心感を覚える方にとって、ハリオは非常に強力な選択肢となります。

対して、イワキの現在の主力製品は「タイ製」や「中国製」が中心です。しかし、ここで誤解してはいけないのが品質です。イワキは日本のAGC(旧・旭硝子)グループの一員であり、海外工場であっても日本の厳しい品質管理基準(JIS規格など)に基づいて製造されています。単にコストダウンのための海外生産ではなく、大規模な設備で安定した品質を供給するための体制が整っています。

気になる「生産国」と「安全性」の真実

イワキのガラスは安全ですか?中国製・タイ製の品質

「イワキの生産国はどこですか? 中国製だと割れやすかったり、有害物質が心配……」という声をよく耳にします。特に口に入れるものを保存する容器ですから、安全性は最優先ですよね。

プロの視点で断言しますが、イワキのガラス製品は極めて安全です。イワキ製品に使われている耐熱ガラスは、酸や塩分に強く、環境ホルモンが出る心配もありません。また、鉛やカドミウムといった有害重金属も一切使用されていません。

ネット上の口コミで「中国製だから割れた」という意見を稀に見かけますが、耐熱ガラスが割れる原因のほとんどは「製造国」ではなく「熱衝撃(急激な温度変化)」や「微細な傷」です。イワキは日本の厳しい検品基準をクリアしたものしか出荷していないため、通常の使用において「中国製だから危険」ということはありません。むしろ、世界中で愛用されている実績がその安全性を証明しています。

ハリオの「日本製」へのこだわりと信頼性

ハリオが多くのファンに支持される最大の理由は、やはり国内唯一の耐熱ガラス工場を持っているという点でしょう。「ハリオ イワキ 日本製」で検索して比較する方が多いのも、この安心感を求めてのことだと思います。

ハリオの工場では、原料の砂から製品になるまでを一貫して管理しています。特に「空気や天然ガスだけでガラスを溶かす」という独自の技術を持っており、環境に優しく、不純物の少ないピュアなガラスを作り出しています。

「多少高くても、日本の職人が関わった製品を使いたい」「子供の食事に使うものだから、国内生産のものを選びたい」という方にとって、ハリオの信頼性は代えがたい価値があります。ガラスの透明度の高さや、口当たりの滑らかさに、その技術力の高さが表れています。

【徹底比較】保存容器はどっちが優秀?

イワキ「パック&レンジ」のメリットとスタッキング性能

イワキの代名詞とも言える「パック&レンジ」。この商品の最大の強みは、「圧倒的な収納効率」と「手軽さ」です。

まず、蓋がフラットで縁(フチ)がしっかりしているため、冷蔵庫の中で何段にも重ねられます(スタッキング)。冷蔵庫を開けた瞬間、整然と並んだガラス容器を見るのは快感です。また、角型容器は冷蔵庫のデッドスペースを生まないため、狭い庫内を有効活用できます。

さらに、蓋をしたまま電子レンジ加熱ができるのも大きなメリット。ラップを使う必要がなく、エコで経済的です。構造がシンプルなので洗いやすく、パッキンがないため「パッキンの溝に汚れが溜まる」というストレスからも解放されます。「作り置きを週末にまとめて作り、冷蔵庫にきれいに並べたい」という方には、間違いなくイワキが最強のパートナーになります。

ハリオ 保存容器 デメリットとメリットを比較

対するハリオの保存容器ですが、メリットは「密閉性」と「デザイン」、そしてデメリットは「蓋の扱い」と「スタッキング」にあります。

ハリオの保存容器(特に「耐熱ガラス製保存容器・角」など)は、蓋のカラーバリエーションが豊富で、赤や白などキッチンに合わせて選べるのが魅力です。また、密閉できるタイプを選べば、汁気の多い煮物やカレーの保存にも適しています。

しかし、「ハリオ 保存容器 デメリット」として挙げられるのが、「レンジにかける際に蓋を外す必要があるモデルがある」点や、「スタッキングしたときに少し不安定、または高さが出る」点です。また、4点ロック式の蓋などは密閉性が高い反面、洗うパーツが増えたり、開閉が少し手間だったりします。日常の「手軽さ」よりも、「保存性能」や「食卓での見栄え」を優先する方に適しています。

裏技!イワキ ハリオ マーロウの互換性とは?

ここで、ガラス容器マニアの間で有名な「裏技」をご紹介します。プリンで有名な「マーロウ」のビーカー容器、食べた後に捨てられずに溜まっていませんか?

実は、イワキの「パック&レンジ」のSSサイズ(一番小さいサイズ)の蓋が、マーロウのビーカーにシンデレラフィット(ぴったり適合)するのです!

公式の互換性ではありませんが、多くのユーザーが実践している活用法です。マーロウのビーカーは耐熱ガラス製(実はハリオ製のものが多い)なので、イワキの蓋を組み合わせることで、密閉保存容器として再利用できるようになります。一方、ハリオの純正蓋も販売されていますが、もし手元にイワキの余った蓋があれば、メーカーの垣根を超えたコラボレーションが実現します。こういった楽しみ方ができるのも、規格がしっかりしている両メーカーならではの魅力です。

【徹底比較】ガラスボウルはどっちが使いやすい?

Iwaki ハリオ ボウル比較:形状と使い勝手

保存容器だけでなく、ボウル選びも悩みどころです。「イワキ ハリオ ボウル」で比較すると、形状の違いがよく分かります。

イワキのボウルは、全体的に丸みを帯びており、底が広く安定感があるのが特徴です。混ぜる作業をしていてもグラつきにくく、縁(リム)が少し厚めに作られているため、濡れた手でも持ちやすい設計になっています。レンジ加熱時も熱の通りが均一になりやすく、ハンバーグのタネを練ったり、和え物を作ったりする「調理の下ごしらえ」に非常に向いています。

一方、ハリオのボウルは、深さがあり、縦に長い形状をしているモデル(特に片口ボール)が人気です。深さがあるため、電動ミキサーを使っても生クリームや卵液が飛び散りにくいというメリットがあります。また、注ぎ口がついているタイプが多く、溶き卵やドレッシングをそのまま注げるのが非常に便利です。

パイレックス ハリオ 比較から見る選び方

「パイレックス(現在はイワキ等が継承)とハリオ、どっちのボウルがいい?」という問いへの答えは、「何をよく作るか」で決まります。

もし、あなたがパン作りやハンバーグ、サラダなど、「手でこねる、混ぜる」作業が多いなら、安定感のあるイワキ(またはパイレックス型)がおすすめです。ドッシリとしていて動かない安心感があります。

逆に、お菓子作り(ケーキの生地作り)や、卵焼き、ドレッシング作りなど、「液体を扱う、泡立てる、注ぐ」作業が多いなら、ハリオの深型・注ぎ口付きが圧倒的に使いやすいでしょう。

どちらも耐熱ガラスなのでレンジやオーブンはOKですが、この「形状の違い」を理解しておくと、毎日の調理ストレスが激減します。まずは自分がキッチンでどんな動きをしているか、想像してみてください。

【結論】あなたにピッタリなのはどっち?

ここまで徹底的に比較してきましたが、最終的な選び方をまとめます。

【イワキ(iwaki)を選ぶべき人】

  • 常備菜・作り置き派: 冷蔵庫の中で重ねてスッキリ収納したい。
  • ズボラ・時短派: 蓋をしたままレンジに入れたい、ラップを使いたくない。
  • 洗い物を減らしたい: パッキンを洗うのが面倒、構造はシンプルな方がいい。
  • マーロウのビーカーを活用したい: SSサイズの蓋を流用したい。

【ハリオ(HARIO)を選ぶべき人】

  • 日本製こだわり派: 毎日使うものは国内生産の安心感が欲しい。
  • デザイン重視派: そのまま食卓に出しても「保存容器感」が出ないおしゃれなものがいい。
  • 汁物保存・密閉派: カレーや煮物を保存したいので、漏れない密閉性が欲しい。
  • お菓子作り派: ボウルに関しては、深型で飛び散りにくいものが欲しい。

まとめ

イワキもハリオも、日本のキッチン事情を知り尽くした素晴らしいメーカーです。どちらを選んでも、プラスチック容器にはない「油汚れの落ちやすさ」「におい移りのなさ」「ガラスの美しさ」に感動することは間違いありません。

いきなり全てを買い揃える必要はありません。まずは、イワキの「パック&レンジ」のセットを1つ買ってみて使い勝手を試すか、よく使うサイズのボウルをハリオにしてみるなど、ライフスタイルに合わせて少しずつガラス化を進めてみてください。クリアなガラスが並ぶ冷蔵庫は、毎日の料理のモチベーションを確実に上げてくれますよ。

記事まとめ

  1. イワキは「収納性と手軽さ」、ハリオは「日本製とデザイン・密閉性」が強み。
  2. イワキは旧パイレックスの技術を継承しており、シンプルで機能的な設計。
  3. ハリオの耐熱ガラスは主に「日本製(茨城工場)」で、国内生産にこだわる人におすすめ。
  4. イワキはタイ・中国生産が主だが、日本の厳しい基準(JIS等)をクリアしており安全性に問題はない。
  5. イワキ「パック&レンジ」は蓋をしたままレンジOKで、スタッキング収納に最適。
  6. ハリオの保存容器は密閉性が高いモデルがあるが、蓋の開閉やスタッキングに一癖ある場合も。
  7. イワキのSSサイズの蓋は、マーロウのビーカー容器にシンデレラフィットする。
  8. イワキのボウルは底が広く安定感があり、こねる作業や和え物に向いている。
  9. ハリオのボウルは深型で注ぎ口付きが多く、泡立てや液体を注ぐ作業に便利。
  10. 自分の調理スタイル(作り置き重視か、お菓子作り重視か等)に合わせて選ぶのが正解。
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